不用品回収のトラブルと注意点

不用品の回収時に起こりやすいトラブルや注意点を調べてみました。

今回は独立行政法人 国民生活センターからの引用です。

「廃品回収業者とのトラブルに注意!」と下記のような注意喚起と相談事例がありました。

相談の内容としては、「当初“無料”をうたっていたのに作業後に料金を請求された」「見積りより高額な料金を作業後に請求された」などが目立ちます。

廃品回収サービスの相談件数
■年度と相談件数
2002年度 141件
2003年度 194件
2004年度  259件
2005年度  277件
2006年度   318件
2007年度 220件

2007年以降は記載が内容なので、こういった業者も現在は減少してきているように見受けられる。

最近の相談事例と以下の内容が記載されていた。

【事例1:無料と思って呼び止めたら、後で有料と言われた】

「不用になった家電製品等を無料で回収する」とトラックでアナウンスしていた業者を呼び止めて、テレビの回収を依頼。家に来た業者は「回収費用は2000円かかる」と言った。「無料と言っていた」と言っても、「全て無料と言う訳ではない」と威圧的に言うので断れず、2000円を払って回収してもらった。領収書も渡されなかった。

【事例2:無料と思って頼んだら、車に積んだ後で料金を請求された】

「こちらは無料回収車で す。お困りの粗大ゴミはありませんか」と廃品回収業者が回ってきたので自転車、石、カーペットなど結構な量を出した。次々と車に積んだ後、電卓を取り出したので「えっ、有料」と驚いて言った。リサイクル料金はかかると言われ仕方なく2万500円を支払った。

【事例3:車に積んだ後で、見積りの2倍以上の料金を請求された】

チラシに「見積り無料」とあったので電話をして来てもらったところ、引取りに10万円位かかると言われたが詳しい説明は無かった。品物は折りたたみベッドや本箱、パソコン、食器、キーボードなど15点位。全部運び出し、業者の車に積み込んでから「思ったより多かったので全部で23万円になる」と言われた。引越しを控えていたので今さ ら断れないと思い、納得できないまま全額支払った。領収書はあるが見積り書はもらっていない。

【事例4:業者が回収した物が不法投棄されていた】

「不用品回収します」と訪問され、パソコンディスプレイと自転車を渡して処分代金1500円を払った。後日、回収品が道路脇に捨て去られていた。

相談事例をみると、いずれも約束事を反故にする悪質な業者によるトラブルが多いようだ。

消費者へのアドバイスと以下のような内容が紹介されています。

(1)粗大ごみや不用品の処分は、お住まいの市区町村のルールに従って行いましょう。粗大ごみに出せない家電品やパソコンなどの処分方法について分からない場合は、市区町村に確認しましょう。
(2)廃品回収業者が無料回収をうたっていても、回収時に料金を請求されるケースがあるので注意しましょう。
(3)一般廃棄物の収集・運搬は市区町村に許可を受けた事業者しか行えません。安易に廃品回収業者に処分を依頼することは、トラブルや不法投棄の元になりやすいので注意が必要です。
(4)廃品回収業者との間でトラブルになったら、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。